ペットパスポート

欧州連合（ＥＵ、27加盟国）にはペットにもパスポートがあることをご存じでしたか。私はロイをもらうまで知りませんでした。お恥ずかしい。

このパスポート、言葉通り国境を超えるために必要な訳ではありません。もっとも、ＥＵ域内ではいまや人間でさえ国境を渡るのにパスポートを必要としませんが…。
ともあれ、ペットパスポートには顔写真や指紋の代わりに、体内に埋め込まれたマイクロチップのナンバーや飼い主の氏名住所が記載され、狂犬病などの予防接種歴や健康診断歴が明記されます。

要するに、狂犬病にかかっていないことや、必要な予防接種を受けていることを証明するペットパスポートさえあれば、ペットとともにＥＵ域内を自由に移動することができるという訳です。
私がドイツのブリーダーさんから譲り受けたパスポートはドイツ語版ですが、よく見てみると「オプション」としてペットの写真を張り付ける場所もありました。
結構、でかい。
しかも、人間様のようにうるさい規定はない。
ちょっとカッコいい写真を張ってみた。いいね。

いつの日か日本へ連れ帰るために大事なのは、２回の狂犬病予防接種と抗体価検査の結果です。
１回目の狂犬病予防接種は11日に終えたばかりです。
３回目の一般的なワクチンと一緒に注射しましたが、まったく騒がず、痛がらず。女医さん（またも）から頂いたスナックをパクついている間に終わってしまいました。

暖かくなったら、パスポート持っていろんなところへ出かけようね。ＢＹニック
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