生きてることの幸せを感じさせられる日があります。
昨日(28日)の朝がそうでした。
いつものようにロイと一緒に飛び出すと、ドナウ運河沿いの遊歩道は真っ青な秋空と色付き始めた緑に染まっていました。
土曜日の朝、いつもは自転車で混み合う遊歩道は静寂に包まれていました。
ドナウ運河も木々の緑を映して輝いています。
色付き始めた大木の下に若者たちが集まっていました。早起きしてピクニック? はたまた昨夜から飲み明かしたのかな?
ちょっと足を止めたくなるようなベンチです。なんて贅沢な遊歩道なんでしょう。
この日は見るもの全てが美しく、新鮮でした。何度も何度も足を止めて幸せな空気で胸を満たしました。
ロイも道草を楽しんでいるようです。
ようやく折り返し地点。いつもは20分もかからないのに、この日は30分以上もかかってしまいました。
ウィーンの秋はあっという間に駆け去ってしまいます。限りある日だからこそなお美しいのですね。
BYニック