はい、ポーズ

昨年、生誕150周年を迎えたグスタフ・クリムトは、ネコを溺愛していたらしい。
ウィーンのレオポルド美術館で見かけたほのぼのとした写真に思わずほおが緩んだ。
130224美術館02.jpg
芸術にはとんと縁のない私だが、いわゆる天才芸術家の自由奔放な生き様には驚かされることが多い。
いろんなモデルに手を出しまくりながら、「俺は関係持たないといい絵が描けないんだ」なんて言ってはばからない。
でも、分からないでもない。
無からの創造には莫大なエネルギーが必要だ。
激情をかき立てるモチベーション(動機)無しに独創はかなわない。
有名な「抱擁」もいいけど、私は「死と生」のような作品に惹かれる。
130224美術館01.jpg
一時の快楽に身を委ねながら、苦悩と不安を抱き続けた人間クリムトの本性を見た気がする。
この美術館は、クリムトの影響を受けたと言われるエゴン・シーレの作品でも有名だ。
シーレはこの通りいい男だが、どこか少し前のフランス大統領に似ていなくもない。
Egon-schiele.jpg
(ウィキペディア上で著作権切れとされる写真を拝借しました)
彼の人生も相当やりたい放題だったようだ。
130224美術館03.jpg
奔放でありながら、母性を見事に描き出した画風に目を奪われた。
で、帰宅後、こんな姿を目にした。
130226おっぴろげロイ替.jpg
お前もシーレのモデルになれそうだな、ロイ。BYニック
よろしければ、どれかクリックお願いします。
にほんブログ村 犬ブログへ
にほんブログ村
にほんブログ村 海外生活ブログへ
にほんブログ村
にほんブログ村 子育てブログへ
にほんブログ村

カテゴリー: オーストリア, 散策 パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。